海に元気な声が響き渡りました。
ふるさとの魅力を体感しようと、鳥取県鳥取市の青谷海岸で地元の中学生がサーフィンに挑戦しました。
安松裕一 記者
「あちら、ウエットスーツを着てサーフボードを抱えた中学生たちがやって来ました」
青谷海岸に現れたのは地元の青谷中学校の3年生12人。
生徒たちがこれから挑戦するのはサーフィンです。
青谷中学校では、ふるさとの魅力を体感しながらその発信や課題などを考える「探究あおや」という学習を5年前から行っていて、その一環で3年生は青谷の海をサーフィンで体感します。
25日に続き27日は2回目の授業で、砂浜で前回の復習をしたあとさっそく海へ。
前回より波があり絶好のサーフィン日和。
生徒たちはインストラクターにサポートしてもらいながら、波乗りに挑戦しました。
ポイントは「目線を下げず前を見ること」。
全員がサーフィンは初体験で、初めは多くの生徒がボードの上に立てませんでしたが、コツをつかんでくると…。
うまく波に乗れるようになり、夢中になって楽しんでいました。
生徒
「一度コツをつかむと乗れるので超楽しいです。自分が下から持ち上げられているような、今までに味わったことのない不思議な感覚でした」
「1回だけ乗れました。すごい気持ちよかったです。波と一緒に乗れた感じがしました」
「すばらしいですねこの海は。きれいですし、波も年中強いのでサーファーとかにはいいと思います」
青谷中学校 山根謙二 教諭
「こういった魅力がまだまだあると感じて欲しいし、またそれを県内外の人にも広く知ってもらえるように中学生3年生として何ができるかを少しずつ考えていってもらえたら」
生徒たちは「探究あおや」で学んだ成果を、秋の文化祭で発表する予定だということです。