国連大学で26日、「共生社会」をテーマにした対談イベントが開催されました。登壇したLGBTQ活動家の西村宏堂さんが訴えたこととは?

僧侶・メイクアップアーティスト LGBTQ活動家 西村宏堂さん
「理解しあえば、私たちは互いに差別する理由を失います。だから私たちは学びプライドを取り戻さなければなりません」

こう話すのは、メイクアップアーティストで、僧侶でもあるLGBTQ活動家の西村宏堂さん。

東京・青山の国連大学で行われたイベントで、パートナーでコロンビア出身のフアン・パブロ・レジェス・ディアスさんと対談しました。

この対談は、「共生社会」をテーマにしたもので、▼性別や国の違いをどう乗り越えるのか、▼日本における同性婚の実現などについて話し合われました。

会場から、次世代の若者に向けたアドバイスを求められると、西村さんは「世界には様々な人がいると知ってほしい、変化を恐れないでほしい」と述べました。

また、共生社会の実現を花にたとえて、「みんなで水をあげ続けることが大事だ」として、諦めずに、良いと思うことを続けてほしいと呼びかけました。