コメ不足とそれに伴う価格の高騰は、市民の食卓だけではなく、「町の米穀店」も苦しめています。
廃業する店もある中 奮闘する米穀店を取材した

福岡市西区にある姪浜小田部米穀店です。
店長の西嶋幸弘さんの出勤は朝の7時。

店を開けるとさっそく、車にコメ袋を積んでいきます。
この日最初の仕事は、飲食店への配達です。

姪浜小田部米穀店・西嶋幸弘さん
「おはようございます。お疲れ様です」
保管庫のコメを切らさないように気を配るのも大事な仕事です。

姪浜小田部米穀店・西嶋幸弘さん
「前回納品分と今回納品分でちゃんと順番に使えるように入れ替えて納めています」

姪浜小田部米穀店は、100年以上続く老舗です。
西嶋さん一家に加え、正社員1人とアルバイト1人で店を切り盛りしています。

米穀店の従業員
「精米したお米を入れて、これで計量してこういう風に10キロとか5キロに袋詰め」「多いときは結構、どんどん作っていきます。何百キロも」














