真栄田そば 木田朝水さん
「これがハニーコーラルプロジェクトで使っている養蜂箱ですね」

恩納村が中心となって2019年にスタートした「ハニー&コーラル・プロジェクト」
赤土流出防止のため、土がむき出しになっている畑や休耕地などに花を植え、あわせて養蜂を行い、そこで得たハチミツを販売し収益をあげる持続可能な取り組みとして注目されています。

木田さんのこうした活動は海の豊かさを守ろうというSDGsの目標にもつながっています

真栄田そば 木田朝水さん
「12月くらいには多分、ハチミツが採れると思う」
Q順調ですか今回
「順調ですね とても」

赤土流出を防ぎ、蜂蜜で収益をあげる試みですが、木田さんは別の手ごたえも感じています。

真栄田そば 木田朝水さん
「(ハニー&コーラルプロジェクトのことを)聞きに来てくれる方などいて、こちらからも情報発信できたり、僕としてはそういう段階なのですが、興味を持ってくれた時に赤土が流出するということが、どういうことに繋がるのかということも説明できるので、もっと広がっていけばいい効果が出てくるのではないかと感じている」

サンゴを守る活動をする傍ら、それを多くの人に知ってもらい、その裾野を広げていきたい。
その思いで、木田さんは活動を続けます。

Q将来的な夢は
「(サンゴ礁の回復には)長年かかると思うが、観光のダイビングスポットになったり、漁業、魚がそこに住めたり、そういうもうちょっと大きなこと(夢)も考えている」