長野県内の先月の有効求人倍率は1.27倍で、2か月連続で前の月を下回りました。

長野労働局によりますと、先月の有効求人倍率は前の月を0.02ポイント下回る1.27倍で、2か月連続で低下しました。

産業別の新たな求人のうち、建設業は、慢性的な人手不足による影響で、去年の同じ月を6.6%上回りました。

製造業は、中国景気の減速を受け、引き続き求人を手控える動きがあり、30か月連続で前の年の同じ月を下回りました。

労働局は、雇用情勢について「堅調に推移している」との判断を25か月連続で据え置きました。

一方で、「物価上昇などが雇用に与える影響を注視する必要がある」としています。