今回は、仙台市で活動するあるロックバンドについて紹介します。実はこのバンド、メンバーの半分が、現役の弁護士という「弁護士バンド」なんです。
さらに「ラブソングは歌わない」という独自のポリシーも持つ異色のバンドに迫りました。

宮城県内を中心に活動する仙台市在住の4人組ロックバンド「the spring men」です。

メンバー4人のうち2人が弁護士という「弁護士バンド」を結成しています。

リーダーでベース担当の横田由樹さん(51)。

ドラムの宮本洋一さん(46)が2人が現役の弁護士。

そこに、作詞・作曲もこなすギターボーカルの渡辺日月さん(40)。

リーダー・横田さんの妻・幸子さん(50)が、キーボードで参加しています。

弁護士 横田由樹さん:
「例えば殺人を犯してしまった人などの疎外感、やるせない思いなどをテーマにしている曲もあるので、ある意味弁護士ならではの曲作りになっていると思う」

「弁護士仲間でコピーバンドをやろう」と2012年に結成。一時は、6人の弁護士がメンバーにいましたが、仕事との両立が難しくメンバーの入れ替わりもありました。

それでも活動を続け、オリジナル曲やアルバム制作など本格的な活動へと発展してきました。

「いつもよりちょっと歌をためて歌ってるでしょ?ちょっといやらしく聞こえるよ」

2023年リリースしたファーストアルバムには、先着100枚に特典として「無料法律相談券」を付けるなど「弁護士バンド」ならではの活動を続けています。