NATO首脳会議に出席したアメリカのトランプ大統領は、近くプーチン大統領とウクライナをめぐる停戦について協議する意向を示しました。

25日、NATO首脳会議に合わせて、アメリカのトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領が2か月ぶりに対面で会談し、ロシアとウクライナの停戦交渉をめぐる課題について話し合いました。

アメリカ トランプ大統領
「ゼレンスキー氏は戦争を終わらせたがっていると感じた。プーチンは戦争を終わらせなければならない」

トランプ大統領は会見で、ロシアのプーチン大統領と協議する意向を示しました。

そして、ロシアとウクライナの戦争を終結できない理由を聞かれると、「他の戦争よりもはるかに大変だ。プーチン大統領はより困難な相手で、私とゼレンスキー氏との間にも課題がある」と述べ、停戦に向けた交渉が難航していることを明かしました。

今回のNATO首脳会議では、2035年までに加盟国の防衛費などの割合をGDPの5%に引き上げることで合意しています。