気象台は「新燃岳で噴火が発生している模様」と発表しました。

気象台によりますと26日午前8時ごろ、宮崎県高原町役場より降灰があったと通報がありました。
新燃岳で噴火が発生している模様だということです。

気象庁が設置している監視カメラでは、雲のため噴煙や新燃岳火口周辺の状況は不明です。噴火に伴う空振は観測されていません。

火山性地震はこの24時間で300回を超えていて、多い状態が続いています。

気象台は火口から概ね3キロの範囲で大きな噴石に、概ね2キロの範囲で火砕流に警戒を呼びかけています。

風下側では火山灰や小さな噴石に注意してください。窓ガラスが割れるなどの空振にも注意が必要です。

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