日本を代表する影絵作家 藤城清治さんの版画展が25日から長崎市で始まりました。
透き通るような光と影の世界をデジタル技術で再現した版画およそ25点が展示・販売されています。

長崎市の浜屋百貨店で開かれている「藤城清治 版画展」。101歳となった今なお制作を続ける藤城さん、カミソリで細かく切った紙とセロファンを貼り重ねる技法で色のグラデーションを生み出しています。

「こびとの楽園」半年をかけて制作されたこの作品は藤城さんが自身の分身として描いた「こびと」がオーケストラを組み、きらびやかな森で音楽を奏でています。1
「藤城清治版画展」は浜屋百貨店の8階美術ギャラリーで今月30日まで開かれています。