ウナギ1匹を2人で食べられて資源確保にも

ヤマヤ養魚が大豆イソフラボンを使ってウナギのメス化に取り組み始めたのは去年。それまで考えたこともなかったというメスウナギに特化した養殖法です。

(ヤマヤ養魚 糟谷禎 取締役)
「大きく育てたウナギを半分にして、1匹を2人で食べられる。資源確保にもなって良いこと尽くめ」

絶滅危惧種に指定される稚魚のシラスウナギの保護にもつながります。

ヤマヤ養魚では大豆イソフラボンを使って育てたウナギを「碧海うなぎ」のブランドで売り出し、来月には直売所もオープンする予定です。

(ヤマヤ養魚 糟谷禎 取締役)
「(Q:業界内でメスのウナギは どんな存在?)これからの希望ですね。跡継ぎ問題が出てきて、だんだん継がなくなっている。メスウナギを皆さんが たくさん食べてくれて、一定の相場が見込めるなら若い人も入ってくる。ウナギ業界が盛り上がってくれたら」