◇6月25日(水)みずほPayPayドーム福岡

NPB日本野球機構は25日、今年の日本生命セ・パ交流戦のMVP(最優秀選手賞)を発表した。今年は、2019年以来9度目の優勝を果たした福岡ソフトバンクホークスから柳町達選手が選ばれた。

柳町選手は、今年の交流戦全18試合に出場し、12球団トップの打率.397と4割に迫る打率で交流戦の首位打者に輝いた。

さらに出塁率も12球団トップの.474と高い数字をマーク。そのほか、ヒット数は2位タイの27安打、得点圏打率は3位タイの.429(どちらもチームトップ)など、好成績を収めチームの交流戦優勝に大きく貢献した。

初の交流戦MVPに輝いた柳町選手は会見で受賞の喜びを語った。

Q改めておめでとうございます

柳町達選手
「ありがとうございます」

Q受賞の気持ちは

「本当に大変光栄に思いますし、プロ野球生活の中でのタイトルが初めてなので本当に嬉しいです」

Q交流戦のバッティングで意識したことは

「1打席目にどういう投手かいち早く特徴をつかんで、2打席目以降に対応できたことが良かったです」

Q打撃成績を振り返って

「ちょっと出来すぎくらいのいい成績だと思います」

Q最高打率更新への意識は

「そうですね、全然意識はしてなかったんですけど、1打席1打席に集中するのが僕のやるべきことだと思ってるので、それは最後まで全うできたかなと思います」

Q印象に残っている対戦や打席は

「中日の三浦瑞樹投手は元ホークスだったので、阪神の大竹耕太郎投手と対戦できたり、やはり元チームメイトとの勝負は負けられないなと思いつつ、印象に残る打席だったなと思います。やられたら何て言われるか分からないので(笑)、しっかり打ちたいなと思っていました」

Q大学時代に慣れ親しんだ神宮での試合は

「良い成績が出せて良かったなと思います」

Qリーグ戦再開後は

「もうこれからが大変で本当の勝負だと思うんで、ここからどんどんヒットを重ねて、まだまだ順位を上げていかなきゃいけないので、それに貢献できるような活躍をしていきたいなと思います」

Q賞金(200万円)の使い道は

「そうですね、先輩たちに何が良いか聞いてみたいと思います」

Qということは柳町選手からお返しをするということですね

「…いや、分からないです(会場笑)」

Qファンヘメッセージ

「交流戦をいいかたちで終えられたので、このいい流れのままリーグ戦頑張って、最後にもう一回優勝できるようにチーム一丸で頑張っていきたいと思っているので、その中でひとつのピース、僕自身いっぱい打って頑張りたいと思いますので、応援宜しくお願いします」

【柳町達選手の交流戦成績】
18試合/27安打(2位タイ)/0本塁打/8打点/打率.397(1位)/出塁率.474(1位)/長打率.456