24日夜、富山県砺波市の城端線の線路内で列車と男性が接触する事故がありました。男性は死亡しました。

24日午後8時40分ごろ、砺波市中村の城端線の線路内で、走行中の普通列車と男性が接触する事故がありました。

現場は砺波市役所から南に約200メートル離れた場所で、油田駅と砺波駅の間にあたります。

砺波警察署とJR西日本金沢支社によりますと、午後8時51分頃、列車の運転士から「人と列車が接触した」と110番通報がありました。

列車は午後8時19分に高岡駅を出発し、城端駅に向かっていた3両編成の普通列車でした。当時、およそ100人の乗客が乗っていましたが、運転士と乗客にけがはありませんでした。

警察と消防が現場に駆けつけたところ、男性が止まっている列車の下敷きになっているのが見つかりました。消防により午後10時53分に男性の死亡が確認されました。

警察は男性の身元については調査中です。引き続き事故の原因や当時の状況について調べています。