長崎市内で“体験型の観光”を提供する企業の売上が、先月ごろからコロナ前の水準に戻りつつあることがわかりました。

9日開かれた長崎市議会『観光客誘致・受入対策特別委員会』で、長崎国際観光コンベンション協会が明らかにしたものです。



協会によりますと、『軍艦島の観光クルーズ』や『釣り』といった“体験型観光”を提供する企業の今年度の売上は、コロナ前と比較した場合、69%にとどまっています。
その一方で10月は、およそ95%。11月、12月は100%を超える見込みで、協会では『新型コロナ・第7波の感染状況の落ち着きが要因』にあるとみています。

協会では、西九州新幹線の開業に合わせ、市の公式観光サイトをリニューアルしたほか、体験型コンテンツを予約できるサイトなど3つを新設したことも報告。
観光客のさらなる獲得に繋げたいとしています。