感謝の気持ちを込めて…自分らしい「終活」の形
(東川勝利さん)「これから先の人生で、楽な道と険しい道がある時は、険しい道を選んでほしい。険しい先の道には大きな成長があるからです。これからもずっと応援しています。パパより」


約2時間でお開きとなった「感謝祭」という名の生前葬。参加した人たちはどんな思いを抱いたのでしょうか?
(参加した人)
「本人よりも出席者が、東川さんに感謝を感じれたし、家族の大切さも教えてもらえた」
「これから飲みに行く」
「切れていたもの(縁)を彼がつないでくれた」

この日は時折、涙する人たちも見られましたが、東川さんの希望通り全体的になごやかな雰囲気で終えることができました。

(東川勝利さん)「生前葬は暗いイメージではなくて、新しい人生のスタートとして明るいイメージでやりたいなと思っていたので。来てくれた参加者の人も楽しかったと言ってくれた。『楽しかった』という言葉に今回のイベントの趣旨が集約されていると思います」

人生の集大成を自分らしく。これもまた「終活」の一つ。東川さんの新たな目標は3年後に「復活祭」を開くことです。