山形県内でクマの目撃情報が相次いでいて、県は「クマ出没注意報」を出し注意をよびかけています。
県によりますと、今年に入り、今月15日までに確認されたクマの目撃件数は255件で、去年の同じ時期に比べて144件増えています。

地域別では庄内管内での目撃件数が増えていて、鶴岡市では70件(今月15日時点)と、去年1年間で報告された目撃件数66件をすでに上回るペースとなっています。

また、おととい、河北町では町の中心部でクマの目撃情報が相次ぐなど市街地での目撃件数も増えているということです。


県は、先月8日から8月31日までの間、県内全域に「クマ出没注意報」を出しています。
早朝や夜間は、特にクマに出合う可能性が高くなります。
クマの目撃情報があった地域では、クマ避けの鈴や笛、音の出るモノで自分の存在を知らせること。
また、クマの餌となる、果物や野菜、生ゴミなどは放置しないこと。万が一、クマを目撃した場合は、すぐに警察に連絡するよう呼びかけています。
