■札幌ドームの新社長が目指す経営は…

堀内大輝キャスター)23日の会見で語られたことですが、まずスポーツのみならず、エンタメ・文化の施設を目指すと。
そして、具体例では海外との連携、それから海外アーティストの誘致をしたいと。
また経済波及効果の大きいコンサートを増やしたい、などと話しています。
これはどういうことかと言いますと、阿部新社長は前職、例えばオーストラリアとか香港とかの海外法人の代表もされていて、海外にいらっしゃったという経験もあるし、語学も堪能なので、そういったところからこのような発言が出てきているようなところがあります。
堀啓知キャスター)ずっと観光業にいた方ですからね。
北海道にいたときもあったんですか?
堀内大輝キャスター)北海道地域の代表も最近までやられていました。
須田さん、今後のドームの利用、どう広がって行ってほしいですか?
須田布美子さん)そうですね。もちろんエンタメ・音楽だとかスポーツを見るというのも楽しみですけど、高低差があって色々おもしろく使えるところなので、市民参加型のイベントなんかもやってくれたらいいなと思っていて。実は何回か出たことがあるんですけども、あそこでみんなで走るのもとっても楽しいので。
堀啓知キャスター)ボールパークが北広島で365日というコンセプトでやっているじゃないですか。
札幌ドームも365日、常に市民が活用できるような環境に進めていってほしいなと思います。
堀内大輝キャスター)稼働は上げていきたいと新社長も言っていましたし、後は札幌だけじゃなくて、北海道全体で、
言わば北海道ドームのように思ってもらいたいと、そういう連携も地域としていきたいと。
堀啓知キャスター)そして2024年度の黒字化というのはスポーツ振興基金の投入のあってのものだったということを考えると、札幌ドームは今以上に自力で収益を上げる必要があるということですよね。
堀内大輝キャスター)そうなんですね。そこで注目されるのが「新月寒体育館」なんですね。

老朽化した月寒体育館をドームの敷地内に移転するという計画ですけれども、札幌市はバスケットボールチームの「レバンガ北海道」の本拠地とすることも検討しています。
ただ、レバンガの新たなオーナーは、札幌駅周辺の本拠地というのを考えているということで。
堀啓知キャスター)今、ちょうど札幌駅周辺は色んな複合施設を作っているじゃないですか。
もしかしたらどこかと連携するんじゃないかなどと、いろいろ想像してしまいますよね。
鶴岡慎也さん)そういう話が前からあるのかなと、勘ぐっちゃいますよね。でも、札幌ドームが、福住が賑やかなのが嬉しいですけどね。
堀啓知キャスター)そうですよね、とにかくドームも体育館も、街の財産ですから。
将来を見据えて、しっかりと計画を練ってほしいなと思いますね。