これからの災害に備えます。

山口県長門市の青海島で停電事故が起き、孤立したという想定で復旧訓練が行われました。



訓練は、中国電力ネットワークと仙崎海上保安部が、2022年に結んだ災害協定に基づき合同で行いました。

台風で青海島が長時間停電し、島に通じる唯一の橋も寸断されて孤立した想定です。

中国電力ネットワークの職員が、修理に必要な工具や故障場所を調べる装置など、復旧に欠かせない機材を仙崎海上保安部の巡視艇に積み込みました。

おととし12月には、萩市沖にある見島のダムの管理施設で停電が発生しましたが、資材や人員の海上輸送など連携して作業にあたり、半日で復旧したということです。

中国電力ネットワーク 萩ネットワークセンター 宮本和明 所長
「訓練を行うことによって、いざというとき万が一のときに迅速に安全にできるものと思っています」

仙崎海上保安部 菅益宏 部長
「地域住民の安心安全、早期に復旧させてよりいっそう安心を届ける」

今後もさまざまな災害を想定し、定期的に訓練を行うことにしています。