7月20日に投開票が行われる見通しの参議院選挙を前に福岡県警は23日、選挙違反取締本部を設置しました。警察官およそ7500人態勢で取り締まりにあたります。

福岡県警本部では、刑事部捜査2課に選挙違反取締本部の看板が掲げられました。

選挙違反取締本部は県内36の警察署にも設置され、住友一仁本部長以下、およそ7500人態勢で取り締まります。

警察によりますと立候補を表明している人の名前などが入ったのぼり旗を掲示したり、インターネットを通じ投票を依頼したりしたとして県内でこれまでに4件の警告を出したということです。

参議院選挙は、7月20日に投開票が行われる見通しで警察は「選挙の公正を著しく害する悪質な事犯に重点を置き取り締まりを推進していく」としています。