連合新潟が今年の春闘の中間結果を発表。過去最高水準の賃上げになりそうです。

連合新潟が23日に発表したのは今年の春闘に関する中間集計の結果です。

対象となる県内の労働組合354のうち133から報告があり、ベースアップと定期昇給分を合わせると、1人当たりの平均で月1万3702円の賃上げだということです。
去年の同じ時期と比べて1872円高い賃上げとなっています。
最終的なまとめは来月18日に公表されますが、連合新潟が調査を始めた1990年以降、過去最高の水準です。

【連合新潟 小林俊夫 会長】「業績や生産性の向上からくる賃上げなのかと言われると、まだまだ改善の余地があるのだろうと思うので、一概に最高額だからと言って喜んでばかりはいられない」

一方で、運送業や化学、エネルギー関連産業など一部の業種の賃上げが全体を押し上げている面もあるとし、引き続き動向を注視するとともに、社会全体の賃上げに向けた取り組みを進めていくとしています。