福岡県北九州市の工場で、一時心肺停止となった男性を救助したとして4人の警備員に消防署が感謝状を贈りました。

男性は一命をとりとめ職場復帰を果たしたということです。

福岡県北九州市の戸畑消防署から感謝状を贈られたのは、日本製鉄九州製鉄所八幡地区で警備業務などを行う入江健一さん(34)、上甫木智哉さん(32)、住本勝義さん(59)、鶴田康一さん(40)の4人です。

4人は今年2月、工場の出入り口で勤務後に心肺停止の状態となった38歳の男性を発見。

119番通報をした後、救急隊が到着するまでの間、心臓マッサージなどを行い男性を救助したということです。

一命を取り留めた男性は、今年4月から職場に復帰しています。

戸畑消防署の三原千恵子署長は「消防隊や救急隊へ命のバトンをつないで頂いた」と感謝していました。