仙台市泉区の県道沿いの花壇では、地元の人たちが大切に育てている梅雨の時季に咲く花「タチアオイ」が見ごろを迎えています。

伊藤諒気象予報士:
「梅雨空が戻ってきまして雨も降ってきましたが、こちらには赤やピンク、白など、色とりどりの花が咲いています」

タチアオイが咲いているのは、仙台市泉区七北田の県道22号沿いの花壇です。

タチアオイはその名の通り、すらりと立った茎に可憐な花を咲かせるのが特徴です。

梅雨の時季に咲き始め、夏の訪れを告げる花としても知られています。

この花壇には、地元住民が大切に育ててきた約500株が植えられています。

タチアオイを育てる会 小田嶋儀昶さん:
「順調に咲いてくれた。散歩をする人たちが写真を撮ったりいろいろ眺めてきれいだねって」

咲き始めは5月下旬で、例年より10日ほど遅くなりましたが、6月に入り気温の高い日が多くなったことから、先週から見頃を迎えました。

タチアオイは、下から上に咲き進むのが特徴で、見ごろは、6月いっぱい続く見込みです。