きょう6月23日は80年前の沖縄戦の戦没者を追悼する「慰霊の日」です。風化しつつある戦争の記憶を伝えようと、きのう津山市で大学生などが創作劇を上演しました。

「アメリカ兵だ!!」
25人の学生が迫真の演技で沖縄戦の悲劇を伝えます。
「あんた何してるの 銃を放しなさい」
「いやよ、死なせて…」
きのう、津山市の美作大学で上演された演劇「時をこえ」です。美作大学は、沖縄県での学生募集に力を入れていて、短期大学部とあわせて毎年20人程度の沖縄県民が入学しています。

創作劇は、沖縄県出身の学生が沖縄戦の悲劇を伝えようと2013年から上演しているものです。毎年、学生自身が脚本を手掛け、新作を披露しています。
(今年で6回目の鑑賞)
「今の平和が当たり前ではなく僕ら一人一人が作っていかないといけないと本当に毎年ここであらためて勉強させてもらっている」