けさ23日の広島県内は、瀬戸内沿岸や島しょ部で発達した雨雲がかかり、明け方は特に降り方が強まりました。一時間の最大雨量は、広島市中区で17.5ミリ・安芸高田市甲田で27.5ミリ・尾道市生口島で31.0ミリといずれも勢いよく降りました。

梅雨前線が瀬戸内付近に停滞していて、いったん午前中までが雨のピークでしょう。その後もぐずつき、局地的に降り方が強まることもあります。最新の雨雲レーダーをこまめにチェックしてください。

先週は「暑さ」が主役でしたが、今週はこの時期らしい「梅雨の雨」が続きます。あす以降、梅雨前線が日本海に押し上げられる形となるため、県内のより広い範囲で、暖かく湿った空気が流れ込みやすいでしょう。

今週の平日は傘が手放せない一週間となります。気温は徐々に上がる傾向もありますので、蒸し暑さにもご注意ください。週末は、気温30℃越えの真夏の暑さが復活です。