霧島の新燃岳で午後4時37分、噴火が発生しました。新燃岳が噴火したのは、2018年6月以来です。
福岡管区気象台によりますと、22日午後4時37分に新燃岳が噴火しました。噴煙は火口から500メートルまで上がり、宮崎県方向に流れています。
新燃岳が噴火したのは、2018年6月27日以来、7年ぶりです。
気象台には、近隣自治体の住民から「噴煙が上がり、硫黄のにおいがする」と、降灰の情報が相次いでいるということです。
新燃岳は先月27日に噴火警戒レベルが3から2の「火口周辺規制」に引き下げられました。
気象台は、火口からおおむね2キロまで弾道を描いて飛ぶ大きな噴石に、また1キロまでは火砕流に警戒を呼びかけています。