愛知県豊橋市の新アリーナ事業をめぐる住民投票が7月に行われます。事業の継続、つまりアリーナを建設するのか。それとも建設をやめるのか。7月の住民投票を前に議論が白熱しています。

「新アリーナ事業」とは、豊橋公園の野球場を取り壊して、プロバスケットボールチームの「三遠ネオフェニックス」をはじめとしたスポーツイベントや、コンサートを開催するアリーナを建設し、公園の東側エリアを整備するもので、総事業費は約230億円です。この事業の賛否を問う7月の住民投票に向け、投票運動が熱を帯びています。

(推進派)
「ハコモノじゃない。アリーナは市民と市がやるコンテンツビジネス。こんなチャンスはない」
(反対派)
「アリーナは民間の力で建ててもらえば結構。税金230億7000万円の使い方はもっと別のところにあるのでは」