あす(21日)は二十四節気のひとつ、「夏至」です。岡山市北区の後楽園ではハスの花が見ごろを迎えています。

淡いピンク色の可憐な花を咲かせた“大賀ハス”です。あすは1年で最も昼の時間が長い「夏至」。後楽園ではハスの花が見頃を迎えています。大賀ハスは約2000年前の地層から岡山市出身の植物学者、大賀一郎さんが見つけた古代ハスの実を発芽させたものです。

きょう(20日)の岡山・香川は、高梁市や東かがわ市の引田で35度を超える猛暑日となりました。

この暑さに、日陰で休む鯉の姿も。夏本番の暑さとなりましたが、ハスの花が咲くのが、午前中だけとあって、朝から多くの人が訪れ、ハスの花の写真を撮る姿が見られました。

(来園者)
「どんどんお花が重なっているみたいできれいです」
(フランスからの旅行者)
「咲き始めのハスの花はとてもきれい。庭園の中でとても素敵」

来月6日には午前4時から、ハスが開花する様子を観賞する「観蓮節」が行われる予定です。また、きょうからは園内の茶畑で、今年収穫した茶葉で作った煎茶「お庭そだち」の販売が始まっています。