厳しい暑さの中、消防学校では熱中症対策としてあるものが導入されました。
「ソーレ!ソーレ!」

岡山市東区の県消防学校です。この春採用された新人消防職員たちが、約半年間にわたる初任教育を受けています。30度を越える炎天下の中、額には大粒の汗。こまめな水分補給といった対策を行いながら、一人前の消防士を目指して訓練に励みます。そんな彼らの心強い味方が…
「アイスバス、入りまーす」

全身をすぐに冷却できるアイスバス。県消防学校にこの夏初めて導入されました。15度以下の冷たい水に体を浸けることで深部体温を下げ、熱中症の予防ができます。

(岡山県消防学校 山根俊輔教頭)
「消防の現場は夏場でも防火衣を装備して活動します。アイスバスを活用することで効率的、1番は安全に訓練を継続して参りたいと考えています」

新人職員の初任教育は9月まで行われるということです。