大幅に増加している詐欺の被害を防ごうと、大分県佐伯市で20日、電光掲示板を搭載した警察車両「サインカー」を使って注意が呼びかけられました。
佐伯警察署管内では、今年4月からSNS型投資・ロマンス詐欺が急増し、3000万円近い被害が出ています。この事態を受けて警察は6月末までを市内での詐欺被害防止強化期間と定め、活動を開始しました。
初日は警察官らが街頭に立ち、電光掲示板が付いた警察車両「サインカー」を活用して手口などを伝え、注意を呼びかけました。

佐伯警察署生活安全課 板井彰良課長:
「SNSでの投資話や何か気になることがあれば警察まで相談をお願いします」
大分県内では今年に入ってSNS型投資・ロマンス詐欺と特殊詐欺が合わせて297件発生し、7億5000万円を超える被害が出ています。