夏を彩る“ゆかた”。これから迎える夏祭りシーズンを前に、岡山市内の百貨店でゆかた商戦が始まっています。

岡山高島屋では、トレンドになっている色の明るさや鮮やかさを統一したワントーンのゆかたや子ども用の浴衣など約300点が展開されています。

今年の目玉は、普段はワンピース、そして上着を羽織るとゆかたになるセパレートタイプ。初心者にも気軽に楽しんでもらえる商品です。

また、増えてきたインバウンド向けに、ガウンのように羽織ることができるゆかたも新たに登場しました。
(岡山高島屋 川口裕子係長)
「着物やゆかたを着る機会がない方に、もうちょっと身近に感じていただけるように、簡単な形式のゆかたがトレンドとして出てきております」
「タカシマヤゆかたコレクション」は8月5日までです。
一方、天満屋岡山店には色鮮やかなゆかたやげた、帯どめなど、約500点が登場。家で手軽に洗濯できる機能性と、上質さを兼ね備えた商品など新作を去年の2倍に増やしています。

今月に入り、夏祭りや花火大会に向け、浴衣を買い求める客が増えていて、売り上げは昨年の同時期に比べ10%ほど増えているということです。
(天満屋きものサロン 尾崎公実子さん)
「夏祭り、花火大会という夏の大きなイベントにはぜひ着ていただきたいですし、最近は女子会とかでゆかたで行かれる方も増えてきておりますので、ぜひ夏のイベントをゆかたで過ごしていただいて、夏をより楽しく過ごしていただきたいです」
「天満屋ゆかたコレクション」は、8月17日まで開催されています。