Q)今回の都議選で最大の争点は何だとお考えか教えてください
【自民党】
物価高騰対策、物価上昇を超える賃上げ支援、家賃支援補助と人手不足対策、都市防災力の強化、犯罪の抑止、治安の強化、学生・若者への支援、東京の歴史・文化など東京の魅力と快適性を高める政策を大胆に展開していく。
【都民ファーストの会】
最大の争点は、これまで進めてきた「未来への投資」をさらに拡充できるかどうかです。子育て支援で日本一を実現した東京都において、018サポートの増額や大学生給付型奨学金創設など、次世代への投資を一層強化します。また、長引く物価高騰への対応として、水道基本料金無償化支援の継続や介護職の時給1,500円実現など、都民生活を直接支える政策の推進力も重要な争点です。さらに、都議会自民党の政治資金問題を受けた政治改革の推進、特に政治倫理条例の制定による透明性確保と再発防止策の実現も重要です。都民ファーストの会がこれまで牽引してきた改革をさらに進め、都民一人ひとりが実感できる政策を実現してまいります。
【公明党】
期待が大きい物価高対策、経済対策が大きな争点になると思います。現役世代の給料の額面を上げること、それにより現役世代だけでなく、年金の受給額の増加など、高齢者の方にも恩恵があることをしっかりと訴えていきたいと思います。また、闇バイトなどの犯罪も起きています。川の氾濫による浸水も想定されます。争点にはなり東京で安心して生活をしていただくために、個人住宅向けの防犯カメラへの補助や、調節池の増設などにも取り組んで参ります。
【共産党】
物価高騰から都民生活をどう守るかが最大の争点。消費税減税も焦点。日本共産党は廃止をめざし、ただちに5%への一律減税をと、そのための責任ある財源を示している。共産党の躍進で、東京から消費税減税の扉を開く。都政の巨大な財政力を都民の暮らしと福祉を守るために生かす。緊急の賃上げ支援や住宅・教育・医療・暮らしの負担軽減、医療・介護の危機から都民を守る政策を訴えていく。都議会野党第一党の共産党躍進で、「財界ファースト」から暮らし・福祉優先の都政への転換をと訴える。
【立憲民主党】
小池知事与党の過半数割れが実現できるかどうか。立憲民主党は、自民党、公明党、都民ファーストの会、いわゆる小池知事与党の過半数割れによって、都議会のチェック機能を高め、各会派がそれぞれ真剣に議論する「熟議の都議会」を目指していく。都議会での議論が可視化されれば、裏取引もできなくなる。そのことで、カネで政治や政策が歪められることのない、真に都民のための都政を実現する。
【国民民主党】
物価高への対応と、物価高に伴う税収増を都民の手取りにつなげられるか
【再生の道】
二元代表制において議会の主な機能は執行部の監視であるため、党として政策を掲げ議会選挙に臨むのは本質的に間違っている。現状、都議会の中で知事与党を形成している構図は不健全の極みである。故に争点は議会の正常化。再生の道は多選の制限(2期8年まで)のみを綱領とし、各人に是々非々の判断を許容することで、議会の本来的な役割としてより効率的かつ効果的な施策に繋げていく。

















