間もなく収穫の最盛期を迎える寒河江市生まれのさくらんぼ「紅秀峰」の出発式がきょう寒河江市で行われました。
大きな粒と食感の良さ、濃厚な甘さで知られる「紅秀峰」。

きょうの出発式には、生産者や農協の関係者など、およそ30人が出席しました。
式では地元の保育園児30人がさくらんぼの歌と踊りを元気に披露しました。

JAさがえ西村山によりますと、今年の紅秀峰は平年並みの生育で、甘みや色付きなども良く、出荷量についても不作だった去年の38トンから大きくのびて、120トンほどを見込んでいるということです。

JAさがえ西村山 安孫子常哉 組合長「紅王にも劣らないような大粒の紅秀峰を生産したいという意気ごみで取り組んでいる。硬さもありますし、糖度も非常に高い。そして硬い分、日持ちがするという事で、かなりの日数楽しめるのではないかと思う」

きょうは紅秀峰や佐藤錦など合わせて十数トンが、首都圏に向けて出荷されました。
園児たち「ばいば~い」

出荷作業は来月上旬ごろまで続く見込みだということです。