梅雨の時期に花を咲かすハナショウブが、宮城県栗原市内のあやめ園で見ごろを迎えていて、訪れた人の目を楽しませています。

宮城県栗原市一迫にある一迫山王史跡公園のあやめ園には、1万3000㎡の敷地に約300品種、22万株のハナショウブが植えられています。

梅雨の時期にしっとりとした花を咲かせるハナショウブは、アヤメ科の多年草で、2025年は3月と4月に気温が低かったため、生育は例年より10日ほど遅く、19日で5割ほどの咲き具合となっています。

訪れた人は、品種によって少しずつ異なる色や花びらを楽しみながら園内を散策していました。

来園者:
「心癒される。暑いのが吹きとびそう」

あやめ園のハナショウブは、7月上旬まで見ごろが続き、6月22日には園内で神楽大会も開かれます。