ミキの昴生と亜生がMCを務める、全国の道に特化したバラエティ番組『道との遭遇』。今回は、“川が蓋をされている”状態の「暗渠」について、道マニア歴15年の髙山英男さん(60)が調査します。

向かった先は、愛知県豊橋市。大きな川がなく、昔から水不足に見舞われたこの東三河地域は、農地を潤すため明治20年に「牟呂用水(むろようすい)」という人工の水路を開拓しました。

豊川の上流から約23キロにわたって人の手で掘られた牟呂用水は、今でもこの地域の生活を支える大切な水路ですが、まずはこの川に合流している支川を散策することに。

川沿いを歩いて行くと…川の上に店舗や住宅が。ここで中華料理店を営む方にお話を聞くと「昔は洗濯ができたり、泳いでいる子もいた」と話します。

さらに、豊橋駅の線路を越えた先に見えてきたのは、“水上ビル”。約800mにわたって、川に蓋をするような形でビルが建ち並んでいたのです。

いったいなぜこの場所にビルが建つことになったのか。この商店街で理事長を務める黒野さんにお話を伺いました。