麻薬や覚醒剤などの薬物の乱用が深刻な社会問題となる中、若い世代を中心に撲滅を呼びかける街頭活動が岡山市北区で行われました。

「薬物乱用の撲滅運動をしています。よろしくお願いします」

覚醒剤等薬物乱用防止指導員の岡山地区協議会が実施したもので、約100人が参加しました。岡山県警によりますと去年の岡山県での大麻事犯の検挙人数は97人で、85%以上が30歳未満ということです。

街頭活動には通学前の高校生も参加していて、リーフレットなどを手渡し薬物乱用の恐ろしさを訴えていました。

(関西高校3年生 小郷翔大さん)
「実際にやってしまったら止めることができない。だめなサイクルに陥ってしまうと思うので、そういうサイクルに陥ってほしくないなという思いで配りました」

岡山地区協議会では薬物乱用の撲滅に向けて、今後も活動を続けていきたいとしています。