18日は宮城県で6月としては観測史上最も早い猛暑日を記録しましたが、19日の県内は西部の山沿いを中心に雷雨のおそれがあり、天気の急変に注意が必要な状況となっています。
県内3か所で6月観測史上1位の暑さを記録

17日から続いた異例の暑さで、18日には丸森で35.2℃まで気温が上昇し、県内で観測史上最も早い猛暑日となりました。また気仙沼を含む県内3か所では6月として観測史上1位の暑さを記録しています。
19日は湿度が高く、18日ほど気温は上がらないものの蒸し暑さが増す見込みです。仙台の最高気温は28℃の予想で、平年より5℃ほど高くなります。
18日は仙台の湿度が42%まで下がりましたが、19日は60%程度までしか下がらない予想です。汗が乾きにくく体に熱がこもりやすくなるため、引き続き熱中症に十分注意してください。
局地的な強い雨に注意

19日朝は、県南部を中心に発達した雨雲がかかり、福島市付近では雷を伴う雨となっています。
県内全域には雷注意報が発表されており、夜のはじめ頃まで落雷や急な強い雨に注意が必要です。
午後は山沿いで雷雨の恐れ
午前9時過ぎには雨雲は抜けていく見込みですが、午後になると山沿いで再び雨雲が発生し始める予報です。コンピューターシミュレーションでは弱い雨の予想となっていますが、こうしたスケールの小さい雨雲は思いがけず発達することがあり注意が必要です。







特に西部の山沿いを中心に局地的な強い雨や雷が発生する可能性があり、午後9時頃までは天気の急変に注意が必要です。
週末以降は梅雨前線が復活

週間予報によると、20日から21日の土曜日までは比較的晴れる見込みですが、日曜日以降は梅雨前線が東北地方にかかるようになり、月曜日まで雨の可能性が高まります。
ただし気温は下がらず、最高・最低気温ともに7月中旬から下旬並みの暑さが続く見通しです。蒸し暑い日々がしばらく続きそうです。




19日は宮城県内の各地で天気の変化に注意が必要です。天気の急変時には安全な場所に避難し、熱中症対策も万全にしましょう。