7月11日告示、20日に投開票が行われる県議補選の金沢市選挙区に元こども園の園長、藤原徳英氏が出馬を表明しました。

政治団体「環境にやさしい政党を作る会」で代表を務める藤原徳英氏(72)は18日の出馬会見で、少子化の解消、能登の人の心に寄り添った復興、SDGs石川の実現という3つの公約を発表しました。

藤原氏は県内の出生率が低いことが経済成長を妨げる要因だとして、子どもが3人いる世帯にひと月あたり15万円を助成する考えを示しました。また、地球温暖化を防ぐため、能登に自動車向けの水素ステーションを増やすなど、再生可能エネルギーの利用促進も呼びかけました。

県議補選の金沢市選挙区は欠員となった2つの議席をめぐって争われ、自民党の前金沢市議だった荒木博文氏が参政党からの出馬をすでに表明、自民党も候補者の擁立を模索しています。