人口の16倍以上の観光客が押し寄せるスペイン・バルセロナ。市民らが「観光客は出ていけ!」と訴えています。いったいなぜなのでしょうか?
銃声のごとく鳴り響く爆竹。有名ブランド店には、発煙筒が投げ込まれています。
「観光客は我々の地域から出て行け!」
今月15日、スペイン・バルセロナで数千人の市民が、オーバーツーリズムに抗議するデモを行いました。
ホテルの入り口では参加者が観光客を入れさせまいと、テープを張りだします。従業員も対抗しますが、小競り合いへと発展。
デモ参加者
「この水で顔を洗いやがれ!」
ホテルの従業員
「水かけやがってこの野郎!俺は仕事をしているんだ!」
去年、バルセロナを訪れた観光客は人口の16倍以上の2600万人にのぼりました。
デモ参加者
「住む家が奪われ、街では歩き回れるスペースすらありません」
アパートを観光用の賃貸物件に改装するため、アパートから追い出される住民が続出。また、観光客に合わせて物価も上昇しているということです。
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