西九州新幹線の未整備区間について福岡県の南部を通って佐賀空港を経由するいわゆる南回りルートの採用を求める決起大会が久留米市で開かれました。

18日午後、福岡県久留米市で開かれた「西九州新幹線福岡県南乗り入れ実現総決起大会」にはおよそ900人が参加しました。

この大会は、西九州新幹線の未整備区間について福岡県の南部を通って佐賀空港を経由し武雄温泉までを結ぶ南回りルートの採用を求めて筑後地区の商工会議所などが開いたものです。

西九州新幹線は、2022年9月に武雄温泉・長崎間が部分開業しましたが、武雄温泉と福岡方面を結ぶルートがまだ決まっていません。

大会では、JR九州初代社長を務めた石井幸孝氏が講演し「佐賀空港経由の南回りルートが日本の物流問題解決の起爆剤になる」と訴えました。