住民側「今のままではハードルが高すぎる。市ももう少し何かないのか」


住民側は17年前から西宮市に道路を管理するよう求めていますが色よい返事はもらえません。一方で老朽化は日に日に進むことから、今年10月18日に改めて話し合いの場を持ちました。
(太田健義さん)「補助金なり何なりかで手当をしながらということを考えていただけないかなと」
(西宮市 能瀬豊課長)「私道の問題については地元負担なくしては前に進まないと思っているんですよ。その辺は皆さんご理解していただいているということでいいですか?」
(太田健義さん)「それはわかっていますけれども、今のままではちょっとハードルが高すぎるというのと、市ももう少しちょっと何かないんですかと。そこなんですよね」
(西宮市 能瀬豊課長)「ちょっと今のところそういう制度はございませんということで回答させていただいていると思うんですけどね」
市側は公平性の観点から税金は支出できないと拒否。あくまで住民らの負担で道路や橋を直さなければ引き受けられないと主張します。
(住民)「(このままだと)未来永ごう、私たちはこの問題を抱えながら生きていかないといけない。なんか救われていないなっていう感覚が」
(西宮市 能瀬豊課長)「大丸地区は特別だとおっしゃるかもわからないですけれども、(私道は)西宮市内にもいっぱいあって、これまでにも他の地区で同じように引き取ってくださいと言われてきているんですよ。その時にはやはり同じような対応をさせていただいているんです」
結局この日も打開策は見つかりませんでした。














