G7サミット=主要7か国首脳会議は、途中で帰国したトランプ大統領不在の中、首脳宣言は採択せずに閉幕しました。中継でお伝えします。
G7の結束が示せるかが焦点だった今回のサミットですが、トランプ大統領が中東情勢への対応などを理由に途中で帰国するなど足並みがそろわないままの閉幕となりました。
G7サミットは2日にわたる議論を終え、▼重要鉱物の供給網の強化▼AI=人工知能の活用など6つのテーマごとに共同声明を発表しましたが、包括的な首脳宣言の採択は見送られました。
17日にはトランプ大統領が不在の中、ウクライナ情勢について議論が行われ、ゼレンスキー大統領はロシアへの制裁を強めるよう訴えました。
ロイター通信によりますと、G7はウクライナ支援を確認する共同声明のとりまとめを目指していましたが、ロシアへの非難を含む文言にアメリカが反発したため、G7としての発表は見送られたということです。
カナダ カーニー首相
「ロシアへの圧力を最大限に高めるためには、我々はどんな手段でも行うと同意しています」
議長国カナダのカーニー首相はG7の姿勢は同じだと確認できたと強調しましたが、トランプ大統領が再び表舞台に登場したことにより、G7が一致して進むことの難しさが示されたサミットとなりました。
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