きのう午後、山形県金山町で住宅が焼け、この家の長男が遺体で発見された火災の続報です。

警察や消防の調査で、住宅は2階部分のみが焼けていたことがわかりました。

この火災はきのう午後3時前、金山町金山の梁瀬晃さんの住宅で起きたものです。

火はおよそ1時間半後に消し止められましたが、2階から1人の遺体が発見されました。

警察の調べで、発見された遺体は、この家に住む梁瀬雄一(やなせ・ゆういち)さん(44)だったことがわかりました。

近所の人「ここで聞こえるくらいバンバンと2発ぐらい音がした。見に行ったら道路の窓から(火が)ボンボンと出ていました。びっくりした。まさかと思って。」

山口颯太 記者「火災から一夜明けた今も焦げた匂いが残っています。2階は黒く、窓が変形しており、激しく燃えたことがわかります」

きょう現場では、朝から警察と消防が実況見分を行ないました。

焼けたのは木造一部2階建ての住宅の2階部分およそ28平方メートルだったということです。

近所の人によりますと、始めに画像の向かって左側に当たる2階の西側の窓から火が上がり、その後、東側に燃え移っていったということです。

この家には雄一さんの他3人が住んでいましたが、当時、家にいたのは雄一さん1人だったということです。

警察と消防が引き続き出火の原因などを詳しく調べています。