鳥取県内屈指のサッカー強豪校・米子北高校サッカー部の指導者が部員に対し、不適切な指導をしたとして高体連主催の大会への1年間出場停止処分を受けたことがわかりました。
米子北高校や高体連などによりますと処分を受けたのは米子北高校のサッカー部顧問です。
顧問が部員に対し、不適切な指導をしたとして米子北高校が県の高体連に報告。その後、報告を受けた全国高体連が「体罰根絶全国共通ルール」に違反すると認定し、高体連主催の大会への1年間の出場停止処分としました。
米子北は今年全国高体連が主催するインターハイへの17年連続の出場を決めていますが、今回、処分の対象となるのは指導者のみで、生徒の大会出場は可能だということです。
県の高体連は今月10日付で県内の各高校に対し「体罰根絶全国共通ルール」を守るよう文書による注意喚起を行いました。
処分を受け、米子北高校はBSSの取材に対し「ご迷惑をおかけし申し訳ございません。指導者への教育プログラムを強化し、再発防止に努めます」とコメントしています。