イスラエルとイランによる攻撃の応酬をめぐり、自民党の小野寺政調会長はきょう、駐日イラン大使と会談し、イラン国内の在留邦人の安全確保と速やかな国外退去に向けた協力を要請しました。

自民党 小野寺政調会長
「今回の相互の紛争につきましては、私ども大変心を痛めております。イランには多くの日本人も、この現在も滞在をしております。その安全の確保にもぜひお力を賜りたい」

イスラエルとイランの攻撃の応酬が続き中東情勢が緊迫するなか、自民党の小野寺政調会長はきょう午後、党本部でイランのセアダット駐日大使と会談しました。

小野寺氏によりますと、セアダット大使からイスラエルによる攻撃の詳細について説明を受けたほか、イラン国内にいるおよそ280人の在留邦人の安全確保と、速やかな国外退去に向けた協力を要請したということです。

セアダット大使は「イランの日本大使館とも協力して全力で支援をしていく」と応じたということです。