ついに二刀流復活です。
メジャーリーグ・ドジャースの大谷翔平選手が日本時間17日のパドレス戦に1番ピッチャーで先発しました。実に663日ぶりとなるマウンドです。
大谷がマウンドに向かうと、スタジアムから大歓声があがりました。
日本時間の17日、本拠地でのパドレス戦。
エンゼルス時代の2023年8月23日以来、ドジャース移籍後初となるメジャーのマウンドです。
その1球目。157キロのシンカーでファウル。
フルカウントからの6球目。
つまらせた当たりでしたが、センターがキャッチできずヒットになります。
大谷は続くバッターにもセンター前ヒットを打たれ、ノーアウト1・3塁のピンチを迎えると犠牲フライで1点を失います。
それでも後続をセカンドゴロ、サードゴロに打ち取ました。
ピッチャー大谷は1イニングのみで降板し、28球を投げて被安打2の1失点。
最速およそ161キロを計測するなど、投手復帰の確かな一歩を刻みました。
二刀流大谷は、休む暇なく打席へ。
1回の第1打席は空振り三振に倒れます。
3回の第2打席は、2アウトランナー3塁のチャンスで迎えると、左中間真っ二つのタイムリーツーベースを放ち、自らのバットで1対1の同点に追いつきます。
さらに2アウト1・2塁で回ってきた4回の第3打席。
今度はライト前へのタイムリーヒット。
投手復帰がバッティングにも好影響を与えているようです。
バッター大谷は、17日4打数2安打2打点の活躍でした。
試合は6対3でドジャースが勝利。
ピッチャー大谷に勝ち負けはつきませんでしたが、二刀流復帰戦を飾りました。