①速度を控える ②車間距離を取る ③しっかり確認する

講習では基本的なことから学び直しです。実技体験では見通しの悪い交差点での通過方法を確認。歩行者からの車の見え方を、道路に設置した小型カメラで撮影し、その映像を運転席に座ったまま確認します。

その後、等間隔に並べたコーンの間をジグザグ走行し、ハンドル操作を確認。そして最後に、時速40キロで走行し赤信号に合わせてブレーキ操作。反応速度を知ってもらうことが目的です。

(69歳男性)
「思ったほど車の周りが見えない。死角がこんなに広いとは思わなかった」
(60歳男性)
「定期的にできたらなと思う。継続的に忘れたころに。そういう時が一番怖いので」

JAFによりますと参加者の多くは普段から安全意識が高いといいます。では免許返納についてはJAFとしてはどう考えているのか…

(JAF 三重支部 松尾和則さん)
「(参加者の)返納の時期を遅らせてあげたいと思っている。簡単にできること、①速度を控える、②車間距離を取る、③しっかり確認する。こういったことを実践していただけたらと思う」

免許を返納するにしても、客観的に自分のことを知った上で納得することは大事だと感じます。