宮城県涌谷町で、今年も8月上旬に2日間限定で、トウモロコシ畑を活用した巨大迷路がオープンします。6月17日は、イベントを主催するメンバーらが迷路のコースを整備する作業に取り組みました。
涌谷町涌谷のトウモロコシ畑では地元の農家らでつくる実行委員会のメンバー7人が草刈り機でトウモロコシの茎を刈り取りながら、幅2メートルあまりの巨大迷路の通路を作っていきました。

巨大迷路はまちの活性化を図ろうと、4年前から夏のイベントとして作られていて、広さ1.8ヘクタールある畑に総延長およそ2キロのコースが整備されます。今年は初めて、一般から公募した迷路をつくることにしていて、メンバーらは図案を確認しながら作業を進めていきました。

涌谷デントコーン迷路実行委員会 齋藤常浩委員長:
「元々はコロナ禍で失われた子どもたちの夏休みの思い出づくりとして始めた。子ども連れの家族や大人同士でも楽しめるので是非遊びに来てほしい」

トウモロコシは現在、高さが80センチほどで、これから1か月ほどでおよそ3メートルにまで成長するということです。およそ10万本が育つトウモロコシ畑で、クイズラリーを楽しみながらゴールを目指す巨大迷路は、8月2日と3日の2日間限定でオープンします。去年は、2日間で過去最多のおよそ3200人が来場しました。

実行委員会はクラウドファンディングを活用して運営資金を募っていて、今年は熱中症対策としてエアコンを備えた救護室なども設置する予定です。