先ほど農林水産省が発表したコメ5キロあたりの平均価格は、前の週に比べ値下がりとなりました。これで3週連続の値下がりとなります。

農林水産省によりますと、6月2日から6月8日までに全国のスーパーで販売されたコメ5キロあたりの平均価格は、前週より48円下がり、4176円となりました。

3週連続で価格が低下しているのは、おととしの8月~9月以来、90週ぶりということです。

先週の発表では前の週より37円値下がりし、江藤前農水大臣の際に放出された備蓄米をブレンドしたコメが市場に出回ったことが影響したとみられていました。

小泉大臣に変わってからの2000円前後の「随意契約」の備蓄米の販売が5月31日から始まり、その流通の影響も出始めたものとみられます。