大学野球日本一を決める全日本大学野球選手権で、聖カタリナ学園高校出身の櫻井頼之介投手が、東北福祉大学7年ぶりの優勝に大きく貢献しました。

大学野球の頂上決戦、初優勝を目指す福井工業大に対し、東北福祉大の先発は4年前、聖カタリナをセンバツ初出場に導いたエースの櫻井。

初回、いきなりランナーを背負いますが、要所で持ち味の変化球が冴えわたり、無失点に封じます。

一方、チームは攻撃でも序盤から主導権を握ると、7回には6番・松本が豪快なソロホームラン。長短織り交ぜ打線が繋がり7対1と突き放します。

最後までマウンドに立ち続けた櫻井。1失点完投でチームを7年ぶり4度目の日本一に導き、最優秀投手賞にも輝きました。

(東北福祉大・櫻井頼之介投手(4年・聖カタ出身))
「自分の中ではすごく疲労がたまっていて、しんどいピッチングになったんですけど、応援の人だったり、ベンチの皆が声をかけてくれて、すごく支えになったので9回投げられたと思います」
「自分の目標はプロ野球選手なので、今まで以上にもっと練習して、技術の面も精神的にも向上していけたらいいなと思っています」