この日のためにカニ専用の生けすを設置

活魚にこだわり続ける永瀬さん。トラックの荷台に設置された海水のタンクで、松葉がにを生きたまま店まで運びます。

そして店に戻ると、解禁日にあわせて屋外に設置した専用の生けすに、仕入れた70杯の松葉がにを移し替えていきます。


お客さん
「きょう解禁ですか!すごい、めっちゃキレイですね」

高価な松葉がにですが、地元の人に、最高のすしを手頃な価格で提供したい。創業当時からその信念を貫いています。

そして、ランチタイムに合わせて、松葉がにの提供が始まりました。

松葉がには贅沢に脚1本を握りとして提供。初物ご祝儀価格で値が張る中ですが、採算度外視1カン1290円の特別価格で提供します。


さっそく注文したお客さんからは、笑みがこぼれます。

お客さんは
「とけて無くなっちゃう」
「とろとろというのとシャリが全部絡まって、高級な寿司屋に初めて来ました、という気分です」

レーンで運ばれてくるすしを、記念に撮影するお客さんも。

お客さんは
「幸せ、笑顔になります」
「笑顔が美味しさの証明です」

木谷茂樹 記者
「身が光ってますね、カニの身が。すごく上品な甘みが、上質な身の柔らかさと一緒に広がっていきます…回転ずしで食べられるというのが、ちょっと信じられませんね」


グルメ産直回転寿司 すし博多 永瀬豊 代表
「46年間カニと戦ってきたので、良さ悪さを知り尽くしております。きょうは晴れましたし、これからも晴れる日が続くと夢いっぱいですね

本物の、活きの良い鮮魚をお客さんに届けたい。
店のシンボル「松葉がに」のシーズンが幕を開けました。