アメリカで活躍する岩手県出身の3人のメジャーリーガーをデザインしたマンホールのふたが、それぞれの出身地に設置されました。
マンホールのふたには、スマートフォンを使ったしかけもあります。

16日午前9時、奥州市のJR水沢江刺駅前で行われたお披露目式で、奥州市の倉成淳市長らが覆っていた幕を取り外すと、ドジャースの大谷翔平選手がデザインされたマンホールのふた(=マンホールカバー)が姿を現しました。

ドジャーブルーを基調に、投打二刀流の姿がえがかれています。
これはメジャーリーグが日本選手の活躍を称え、それぞれの自治体と協力して設置を進めているものです。
マンホールカバーにはこんな仕掛けも…。

(浅見キャスターリポート)
「こちらのマンホール、このようにスマートフォンでQRコードを読み取ると、大谷選手にちなんだ動画をみることができます」
地元奥州市のファンも、新たな大谷選手ゆかりのスポット誕生を歓迎です。

(大谷選手施設応援団代表 菅野広宣さん)
「すごくうれしいなと思います。これで聖地巡礼のスポットのひとつとして、大注目な場所になっていくんじゃないかなと思う」
また、マンホールカバーを制作した広島県の鋳造メーカーの関係者も訪れ、設置を喜んでいました。

(友鉄工業 広報室 兒玉誠さん)
「うれしいです。広島から来たかいがありました。水沢の鋳物屋さんと交流をとれたら嬉しい。これをきっかけに」